一閑張り
敬老の日も近づいてきたので今日はかごに和紙をちぎって張り一閑張りを作りました。
一閑張りは農民が傷んだ籠やざるに子供たちの手習いの書き損じや着物の端布などを張って、柿渋を塗って丈夫に再生させるものです。
柿渋は最初は薄いのですが年がたつにつれいい色になってきます。
おじいちゃんやおばあちゃんの眼鏡入れや鍵入れ、お菓子入れなどに使っていただけるよう、和紙をみんなびりびり破いて、根気よくでんぷんのりで張っていきます。籠の竹が見えなくなるまで一生懸命張り、色のついた和紙をその上からはったり、すみで絵を描いたりし次の週に柿渋を塗り完成させました。
柿渋は少し臭かったけど頑張って塗りました。乾かしている間にプレゼントするカードも作りました。
おじいちゃん、おばあちゃんは喜んでくださったそうです。
ちぎった紙の端を、最後はみんなできれいに掃除しました。